いまのあなたの「食物繊維不足」は、子どもに引き継がれる:研究結果

WIRED.jp
マウスを使った研究により、低繊維食は、腸内細菌叢の多様性を失わせることがわかった。この多様性は世代を追うごとに次第に低下し、食物繊維を豊富に含む

コメント

腸内細菌の活性化において食物繊維が重要なことについては、徐々に明らかになってきていますが、
最近の食物繊維の摂取不足によって、代々徐々に腸内細菌が弱ってきているという研究成果です。

腸内細菌は先祖から脈々と受け継がれていくことはすでに明らかになっている通りですが、
私達の食生活の変化によって腸内細菌が変わっていくことについては研究途上です。

またこの研究結果の明らかにするところは、
一旦弱ってしまった腸内細菌については、
なかなか元に戻すことができないということです。
研究では便移植によるもの以外は顕著な回復は見られていないということからすると、
私達自身の健康のためにも、子孫のためにも、
普段から腸内細菌にとって健康的な食生活を送ることが重要だと教えてくれています。

2016年3月15日の腸内フローラ(腸内細菌)のニュース


Post navigation