プチ断食でもやせないのは「おデブ菌」のせい

東洋経済オンライン
誰もが持つ腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌と、どっちつかずの日和見菌がいる。”おデブ菌”は、日和見菌の一種だが、悪玉菌が増える環境で活発に働くようになる

コメント

痩せ型の人と、肥満型の人によって腸内細菌のバランスが異なることは、最近の研究によってわかってきました。
なぜこういったことが起きているかといえば、私達の体は遺伝子の方舟とも言われており、
DNAを調べれば、自分の祖先がどのような経路を辿ってきたかがわかるようになってきました。
同じように腸内細菌についても、私達の祖先から脈々と受け継がれているものであり、
どういった生活スタイル、どういった食事をしてきたかにも影響されてきます。

主に野菜中心の食事だったのか、日本人のように昔から海藻類をよく食べていたとか、
主に肉食だったとか、そういったものにも腸内細菌は影響を受けています。

そもそも私達が太るのは、飢えをいかにして凌ぐかという機能の一部になります。
食事が食べられるかどうかわからない時代には、食べられるときに食べて、
それを効率よく脂肪に変え、体の中に蓄積するのです。
もちろん年中食事にありつける環境にあれば、
そもそも脂肪を蓄える必要がありません。

このようにずっとずっと昔からの生活習慣によって、腸内細菌も影響を受けています。
少ない食事からいかに効率よく脂肪を貯めこむかにはこの腸内細菌の働きによって、
より効率的に栄養素が吸収したり、また脂肪を溜め込むように体に影響を与えています。

2016年3月6日の腸内フローラ(腸内細菌)のニュース


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