Lancet誌から 早産児の壊死性腸炎を腸内細菌から予測する 発症例では時間ともに特定の細菌群が増加

nikkei BPnet
極低出生体重児の生命を危険にさらす壊死性腸炎のリスクに、乳児期の腸内細菌叢が関係するという研究が報告された。これは米国St. Louis小児病院

コメント

こういった腸に関わる病気の比較研究については、遺伝子解析技術の向上によって、
より広がっていくものと思います。
現状では、遺伝子解析は非常に手軽になっており、
腸内細菌の比較も昔に比べて非常に簡便で費用も安く済みます。

こういったことが進むと、
単純な風邪としか診断されていなかったものについても、
実は、とある腸内細菌がその時期に非常に増殖し、
腸内における免疫機能に影響を与えていたなどもわかってくるかもしれません。
これがわかれば、現在のような総合風邪薬から、
症状をみた上で、こういった対処をした方がいいといった、
オーダーメイド医療の発展にも繋がるのではないかと思います。

2016年4月4日の腸内フローラ(腸内細菌)のニュース


Post navigation