腸内フローラ研究所

2016年5月8日の腸内フローラ(腸内細菌)のニュース

バイオベンチャー「メタジェン」社長・福田真嗣さん 便解析で病気ゼロへ
毎日新聞
腸内に共生している微生物のことです。特に大腸には小腸の1万倍の100兆個の菌がおり、さまざまな病気にこれらの細菌が関与する場合があります。一方で、

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福田先生のメタジェンのお話です。
遺伝子解析と同様に、腸内細菌の解析においても多様なデータベースの構築が、
その後の研究にとって不可欠です。

遺伝子では、この遺伝子がどのようなことに影響があり、実際どういったことが起きているかなど、
データベースにしていくことで、
遺伝子を調べるだけで特定の病気への罹患率を推定できたり、
より効率的な医療などにも繋げられます。

同様に便の解析(つまり腸内フローラの解析)を行っていくことで、
どういった食事がどのように腸内フローラに影響を及ぼし、
さらにはその腸内フローラが私達の体にどのような影響を及ぼしているのかを把握できるようになります。

現在の医療ではわからなかった未病と呼ばれる領域においても、
実は腸内細菌環境の変化が影響していたなんていうことがわかるかもしれません。

2016年5月8日の腸内フローラ(腸内細菌)のニュース